痛風は、関節にたまった尿酸塩の結晶がはがれることで
起こる関節炎です。
痛風は、からだの中で多くなった尿酸がとけきれずに結晶となり、それがきっかけで急性の関節炎が起こった状態です。
ある日突然、足の親指などの関節が腫れて、激しい痛みに襲われる…そんな症状が現れる痛風。「風が吹いても痛い」という文字通り、足の親指に現れると歩くのもつらい状態になります。
この痛風発作がもっとも起こりやすい場所は、足の親指のつけ根です。
また、痛風結節と呼ばれるこぶのようなものが、手の指や耳、足の親指などにできることもあります。
痛風にならない・繰り返さないためにも、痛風やその治療についてよく理解しましょう。

写真提供:大山 博司 先生