高尿酸血症を治療しないで放置していると、痛風や尿路結石、腎障害などを引き起こすことがあります。
そのほかにも、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を合併しやすいことが知られています。これらの生活習慣病は動脈硬化を招いて心血管疾患につながる可能性があり、高尿酸血症も関連するといわれています。
日本痛風・尿酸核酸学会ガイドライン改訂委員会 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版 診断と治療社 2018
日本腎臓学会 CKD診療ガイド2012 東京医学社 2012
日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2017年版
このように、高尿酸血症はさまざまな病気につながる可能性があるので、放置は禁物です。
ここでは、高尿酸血症と関連する病気について説明します。