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高尿酸血症を放置すると、痛風になるの?

高尿酸血症を放置すると、痛風になるの?

高尿酸血症だからといって、すべての方に痛風発作が起こるわけではありません。
尿酸値が高くて高尿酸血症と診断されたけれど自覚症状がない場合は、「無症候性高尿酸血症」の段階で1)
自覚症状がないため、健康診断や病院の検査で判明することも多いです。

高尿酸血症の治療は、肥満、高血圧、糖・脂質代謝異常などの改善と併せて、高尿酸血症の発症に関連する生活習慣を改善することがもっとも大切です。

無症候性高尿酸血症の場合は、生活習慣を規則正しく改めるために、まず食生活から見直してみましょう。
また、必要に応じて適切な治療を始めて、尿酸値を適切にコントロールします。

1)日本痛風・尿酸核酸学会ガイドライン改訂委員会 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版 診断と治療社 2018:114-7

高尿酸血症と痛風の臨床像(症状や状態)

監修:大山 博司 先生